台湾キッチン「TAROTARO」プロジェクト

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HISTORY

東日本大震災と台湾。

東日本大震災で被災した地域に、台湾から多くの義援金が寄せられました。多くの支援が継続的に行われています!
→私たちにできる方法で、感謝の気持ちを伝え続けていきます。

2011年以降、台湾は福島県で生産製造された食品の輸入禁止
措置を継続しています。※この措置は、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県に対しても行われています。
→私たちが農業や食品加工に真摯に取り組んでいることを知ってもらい、台湾の人たちの“信頼”を得る取り組みを進めます。

 台湾から8名の学生を招き、今年第一回目の福島研修を行いました。
 福島大学の学生も一緒に、飯舘村で農作業体験を行ったり、南会津へ行って地元の小学生と台湾の食や言葉などの文化を通した交流会を実施しました。

 我們邀請了八位來自台灣的學生,舉辦了第一次的福島研修旅行企劃。福島大學的學生也在本次的 福島研修旅行中,跟著台灣的學生一起在飯館村親身體驗務農,另外也在一起去了南會津,與當地的小學生進行了文化交流,如介紹台灣的飲食文化和語言等。

台湾と福島の大学生による1日限定台湾カフェがオープン!メニューはタピオカドリンク、小籠包、蛋餅、台湾茶。台湾の学生たちお墨付きの本格台湾メニューです。こうして福島の要素を入れた台湾レシピ考案プロジェクトが本格的に始動しました!

 台灣和福島的大學生聯合舉辦一日限定的台灣咖啡聽「開張」!提供的餐點分別是珍珠奶茶、小籠包、蛋餅和台灣茶,皆為台灣的學生們掛保證的台灣料理。而這也讓我們正式開始著手於「結合『福島元素』的台灣料理」的企劃!

 蔵王にある台湾喫茶「慢瑤茶」の店主を講師に招き、本格的な台湾料理とスイーツを学びました。初めて見る台湾の食材からは、台湾の気候や風土がわかります。このワークショップでは日本ではあまり見かけない、台湾ならではの調理方法を学びました。

 我們邀請了位於藏王的台灣喫茶店「慢瑤茶」的店長教導我們如何製作台灣料理及甜點。我們可以藉由過去從未見過的台灣食材,了解和認識台灣的氣候和風土。在這次的工作坊中,我們學習了在日本不常見、台灣獨有的烹調方式。

台湾から大学生を招き、福島大学の学生たちと一緒に飯舘村の食文化学習を行いました。凍み餅づくりやそば打ち体験、飯舘村の家庭料理の講習会に参加。凍み餅づくりでは、縄をなうのに最初は戸惑いましたが、どんどん上達していきました。

 來自台灣台北市與高雄市的13名大學生參加了由福島大學的大學生所策劃的福島研修旅行。本次的研修旅行分成兩大主軸:「福島的飲食文化」及「雪的體驗」。台灣的學生們在飯館村與福島大學的大學生一起學習飯館村的飲食文化。他們嘗試自己動手作凍年糕(凍み餅,一種浸泡在冰水冷凍後風乾的年糕)與蕎麥麵,並且參加了飯館村的家庭料理講座。由於每項體驗都是由飯館村的住民親自指導,對他們而言是相當難能可貴的經驗。雖然台灣的學生們剛開始綁凍年糕方式感到困惑,不過到後來也漸漸上手了。

台湾の学生たちが福島の学生に台湾の春節飾りの作り方を教えてくれました!赤い紙を切り貼りする単純作業なのですが、これが意外と難しい。台湾の学生たちが丁寧に教えてくれました。

 台灣的學生們帶著福島大學的學生一起製作台灣的春節裝飾品!這次作的文字是「春」。在台灣,紅色被視為好運的象徵。
而這個春節裝飾品被我們用來這次舉辦的台灣廚房TAROTARO的攤位。雖然剪貼紅紙看起來很簡單,但是製作的過程比想像中困難多了。台灣的學生們很細心地一步一步教導我們作法。
順帶一提,「春」和「福」在台灣是倒過來貼的。聽臺灣的學生說,將「春」和「福」倒過來貼有「春到、福到、好運到」的意思。

ちなみに台湾ではよく「春」や「福」という赤い紙が逆さまに貼られていますが、逆さま(=「倒」)に貼ることで「春」や「福」の「到来」という意味になるそうです。

第2回目の福島大学の学生と台湾の大学生による「台湾キッチンTAROTARO」を開催。学生たちがお客さんに料理の説明や、訪問した飯舘村の特産品などの紹介を行いました。また、「麻婆豆腐と魯肉飯に合う福島の漬物は?」というアンケートを実施。その結果、ゆず大根の漬物が1位となりました。

 由福島大學的學生和台灣的大學生聯合舉辦的「台灣廚房TAROTARO」在今年迎來第二次的開張(1月18日,於福島縣福島市的「コラッセふくしま」舉辦)。台灣與日本的大學生一起進行了企劃的籌備,這次我們提供了四種菜餚,分別是麻婆豆腐、魯肉飯、杏仁豆腐以及珍珠奶茶。我們用大家所製作的台灣春節裝飾品佈置了會場,成功地吸引顧客們上門。另外當天日本和台灣的學生也一同向前來用餐的顧客進行了問卷調查。在「和麻婆豆腐和魯肉飯最搭的福島醃製物」這一題,「柚子蘿蔔(ゆず大根)」榮獲第一名。「台灣廚房TAROTARO」以福島市為中心,陸續在各式各樣的活動中開張。我們致力於讓更多更多的人品嘗我們親手作的料理,且以推出更好的料理為目標。

福島訪問の後半は福島大学の学生たちと、豪雪地域・奥会津地方へ。初めて雪を見ることができました。ここでは豪雪地域ならではの暮らしと食文化を学びました。 餅つきやきな粉挽きを体験。そのほか、会津地方の伝統工芸、山ぶどうの編み細工も挑戦しました。

 福島研修旅行的後半段,台灣學生跟著福島大學的學生一起前往大雪地區──奧會津地區。
台灣的學生們是人生頭一次看到雪。他們在南會津和三島町學習了只有大雪地區的生活方式和飲食文化。除了體驗搗年糕以及研磨黃豆粉,台灣的學生們也嘗試製作會津地區的傳統工藝──山葡萄籠(山ぶどうの編み細工,一種山葡萄樹皮製的提籃)。
透過與會津地區的務農者和住民的交流,他們切身感受冬季的「飲食文化」與會津當地的「生活方式」。

台湾でも食べられている四川料理。ひき肉や赤唐辛子、花椒、豆板醤などを炒めて鶏ガラスープを入れて豆腐を煮ます。後を引くおいしさにご飯がすすみます。

専門店があるほどの台湾定番スイーツのひとつ。濃厚でまろやか、そしてとろける舌触り。台湾ではトッピングできたり、温かい杏仁豆腐を出すお店も。美容や健康にもいいとされています。

魯肉飯は、台湾の代表的なローカルフード。スパイスとともに醤油で甘めに煮込んだ豚肉を、煮汁ごとご飯にかけ、高菜炒めなどを添えて楽しむ丼物。

台湾っ子も大好きな台湾名物。モチモチ食感のタピオカパールを入れた飲み物。ミルクティーのほか、お茶やフルーツジュースなどに入れて飲みます。

この1年で、福島大学生と台湾からの大学生との絆は大きく成長しました。「台湾キッチンTAROTARO」で提供するメニューは、私たちの友情と協働の証です。これからもそのメニューを、県内各地で提供する機会を持ち続けていきます。ぜひ多くの方に、「台湾大学生×福島大学生」の交流の成果を感じ取っていただきたいと思います。また2度の研修旅行を通じて、台湾の学生のみなさんには、私たちと同じように、福島で野菜をつくり、それを加工して提供するという一連のプロセスを体験してもらいました。きっと彼らは、会津で経験したことや飯舘で学んだこと、そして、福島大学の学生たちと福島の農産物を加工し、一緒においしく食べたことを、台湾の友人たちに話してくれるでしょう。  1年間の活動で深まった福島大学生と台湾大学生の交流が、福島と台湾の新しい関係を切り拓いてくれるはずです。

在這一年,福島大學的學生和來自台灣的學生之間的羈絆變得更加深厚了。 「台灣廚房TAROTARO」所提供的菜單是我們之間友好和齊心協力的見證。 今後也會繼續在福島縣各地提供這些料理。期望能讓更多的人看到「台灣的大學生×福島大學的學生」的交流成果。另外,透過第二次的研修旅行,我們讓台灣的學生們可以跟我們一同體驗,在福島的蔬菜從種植、加工到供應一連串的過程。相信他們會將在會津所經歷的體驗、在飯館村所學到的,甚至是跟福島大學的學生們一起參與農產品的加工,並在最後一起享用的經驗,分享給他們身邊的親朋好友吧。  在這一年的活動之中,福島大學的學生和台灣的大學生之間有了更深一層的交流,而這將會對福島和台灣之間的關係帶來新的開展。

事業主体:一般財団法人飯舘までい文化事業団

福島県「ふるさと・きずな維持・再生支援事業」補助事業

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